前回の更新をしてからだいぶまた時間が空いてしまいましたが、実生活がバタついている私なのでのんびりいきます(笑)でも、早めの更新の努力もします(泣)
さて、前回「30代女性で日本ナレーション演技研究所(以下、日ナレ)に入所することはおすすめしません」というお話をしたと思いますが、だったら「入所する意味はあんのかい!?むしろお前はあったんかい!?」というお言葉をいただきそうな気がしたので、今回は通って本気で良かったと思ったことを書こうと思っています。
まずはっきり申しまして、どこの養成所も同じかと思うのですが、声優養成所の最大手はやっぱり違います!
日ナレの講師陣の方に中途半端なことを教える方はおりません!
「いや、そんなん当たり前やん…」という方がたくさんいるかもしれませんが、実際、このご時世、甘いことや期待を持たせることを言って入所させておいて、適当なことしか教えてくれない講師しかいないみたいな養成所もたくさんあるんです!そこは大手なだけあって本当に違います!
確かに、講師の方によって教え方も違いますし、受講する側に合う合わないもあるかと思いますが、基本的に皆さん、プロの目を持って教えてくださいます。
私も実際に通って、演技初心者の方に多いと言われている「演技になると途端に人と会話ができなくなる」や「カ行やさ行などのどこの行の滑舌が良くないのか」 や「感情解放の感覚が身についていない」などといった役者になるための第一歩を徹底的に身につけさせていただきました。指摘も細かくしてくれるので、しっかり自分なりに消化をしていければ確実にステップアップします。
また、日ナレでは研修科という一番上のクラスに上がるまでマイク前に立ってレッスンをすることはできませんので、基礎科・本科まではセリフを覚え、身体を使い、人と一緒に作品を作り上げる舞台演劇や台本を使用しての会話劇を徹底的に学びます。
この実践となると今までにやってきた基礎がどのくらい身についているのか、自分のどんなところがまだまだ甘いのかが明確になってきます。講師の方によっては演技指導に力が入るので指摘の仕方が厳しくなってくる方もいますが、負けん気で消化をしていくと気づくと格段にレベルアップしていることがあります。
私もその一人でした。
私の日ナレを卒業する際に残った課題は、気づけば「セリフであっても、自分の気持ちが動いたうえで、本当の言葉で喋ってほしい」ただ一つでした。でも、全て改善できなかったことが悔しかったです。
そして、ここまでお話をさせていただいて気づいていただけていたら嬉しいですが…
日ナレって若ければ若いほど活躍範囲も広く、伸びしろに期待が持てるので所属候補に入りやすいのですが、年齢が上の方にとって何のメリットがあるかというと…
役者というものをただ本気で学びたい、他の入所がさらに難しそうな養成所に入所するための勉強をしたいという方々にオススメします!
今、私が通っている養成所も入所はそう簡単な所ではないそうですが、日ナレの講師の方が教えてくださったことがしっかりと活きていますし、その時に指摘されて理解できなかったことを、今、しっかりと消化できているように思っています。
もし、私が通っていた時と同じような年齢の方で日ナレへの入所を悩んでいる方がいれば、このブログが参考になればなぁ…なんて思います。
さぁて、お腹すいた!